この記事は、Pulumi dotnet Advent Calendar 2019 の24日目です。
そろそろ終わりです。pulumi でよく使うコマンドを見てみましょう。
目次
TL;DR
普段の実行はCI/CD でかけるはずなので、state を操作したりといった特殊操作で使うことになるでしょう。
ドキュメント
コマンドリファレンスは結構丁寧なのでドキュメントにあたるのがよいです。
操作
普段の操作系です。 だいたいCIで実行するので案外使わないやつ。
コンパイルついでに preview までが手元でやるパターン。
pulumi up
圧倒的再頻出。リソース作成のドライラン、実行を行う。
pulumi up --refresh
にしないと、state が実リソースとずれていることに気づけない罠。
主にCIでしか適用しないが、手元でIDEからどうしてもpreview 見たいときに pulumi up --refresh
をIDEの Debug Runに仕込む。
pulumi config
pulumi config set Key Value
で値をセット
pulumi config get Key
で値を取得
pulumi destroy
リソースを全部ころす。
あるいは特定のだけ --target Array
でころす。
pulumi preview
リソースの dry run。なんで君には、--refresh
がないんだい?
と思っていたら、1.8.0 (2019/12/19 リリース) で、pulumi preview --refresh
がサポートされました。
desuyone。
https://github.com/pulumi/pulumi/blob/master/CHANGELOG.md#180-2019-12-19
pulumi refresh
主にCI でしか実行しない。
pulumi refresh
を pulumi preview
の代わりに使うのは違うんだなぁ.... この辺り、terraform的な利用とpulumi の想定に違いを感じる。
State
state 直接いじるのはしたくないものの、terraform 同様あるはある。
pulumi state delete URN
ステートから 実リソースのURN参照を削除する。 つまり、実リソースを Pulumi の管理外にする。
stack
stack は最初とかしか触らないので案の定頻繁にはやらない。
pulumi stack --show-urns
スタックのリソースを URN 付きで表示します。 URN把握するのに便利。
pulumi stack init STACK
スタック を作成、あるいは紐づけします。
pulumi stack list
スタック一覧の出力
pulumi stack output
スタックのOutput の出力
pulumi stack select STACK
スタックの切り替え
バージョン確認
Issue 報告のおともに
pulumi version
バージョンの確認
pulumi plugin ls
プラグイン一覧の出力